風邪とインフルエンザは、症状が似ていますが原因となるウイルスや重症化のリスクが大きく異なります。風邪は鼻水・くしゃみ・軽い喉の痛みなどが緩やかに始まり、発熱は微熱程度に留まることが多いです。一方、インフルエンザはインフルエンザウイルスによる感染症で、突然の38度以上の高熱・関節痛・強い倦怠感・頭痛などが特徴です。合併症として肺炎・気管支炎・脳症を引き起こすこともあり、特に65歳以上の高齢者、基礎疾患のある方、妊婦さん、乳幼児は重症化リスクが高くなります。発症から48時間以内であれば抗インフルエンザ薬が有効ですので、急な高熱や全身症状が出た場合はためらわずにご相談ください。予防には日常的な手洗い・うがい・マスク着用と十分な睡眠・栄養が基本ですが、毎年のインフルエンザワクチン接種が最も確実な対策です。当院では10月〜11月にかけて予防接種を実施していますので、お早めにご予約ください。